「ななつ星」偽サイト作成の32歳会社員逮捕

大阪府警は、2014年2月20日、自分のホームページでJR九州の豪華寝台列車「ななつ星」の公式ロゴマークを無断使用したとして、愛知県豊田市の男性会社員(32)を商標法違反容疑で逮捕しました。

 

会社員は、勤務する自動車内装会社でパソコンなどの情報技術を担当していたそうです。「技術を生かして小遣いを稼ぎたかった」と話しており、府警は公式HPを装うことで広告収入を増やそうとしたとみています。左がそのホームページですが、「ななつ星」のホームページに雰囲気がよく似ています。

 

生活安全特捜隊によると、会社員は2013年11月、自分のHPに、近鉄のロゴマークと「近畿日本鉄道」の文字をアップし、、2014年1月には「ななつ星」のロゴマークと「ななつ星 in 九州」の文字をアップした疑いがあります。ロゴマークと文字は商標登録されていました。

 

会社員はHPで、ななつ星の時刻表や客席、沿線の観光情報を紹介し、複数の旅行会社が広告を掲載していました。HPを見た人がこの広告をクリックすれば、会社員に報酬が入る仕組みになっていました。

 

このHP自体は、登録商標を掲示しなければ問題は無いものだったということです。