名古屋税関の差止件数過去最高 性機能改善薬が品目トップ

 名古屋税関は、2014年3月14日に知的財産を侵害する偽ブランド品の2013年の輸入差し止め件数が過去最大だった2012年より約3割増え、2,474件になったと発表しました。

 税関によると、輸入を差し止めた点数も5万7,261点で、2012年より24%増加しました。品目別に見ると、医薬品が279件(1万77点)と大幅に増えました。性機能改善薬が多いそうです。また、携帯電話やその付属品の偽物も輸入点数が増加しています。

 中国からの輸入が全体の90.2%を占め、一極化が進んでいます。輸送方法は郵便物が全体の93.2%と圧倒的に多いです。税関によると

「摘発を免れようと小口化が進んでいる。個人取引を装い、個人名義で郵便を利用する傾向が強まっている」

とのことです。