ゼンリンのロゴ無断使用疑い 福岡県警、岡山の男逮捕

 インターネットのオークションサイトの出品情報に地図情報サービス大手「ゼンリン」のロゴを無断で使ったとして、福岡県警は13日、岡山県里庄町新庄グリーンクレスト、会社員、男性容疑者(36)を商標法違反の疑いで逮捕した。

 

 福岡県警によると、男性容疑者は2014年12月から約半年間、地図ソフトや年賀状作成ソフトなど約1200件を出品。ファイル共有ソフトから各種ソフトをダウンロードするための方法を紹介する形で約3800件分販売し、計約220万円の収入を得ていたという。

 

 逮捕容疑は昨年3月7日ごろ、オークションサイトの出品情報にゼンリンのロゴを掲載してソフトを販売し、商標権を侵害した疑い。容疑を認めており、「金を稼ぎたかった」などと供述をしているという。(日経新聞2016年1月15日)

 

「オークションサイトに登録商標のロゴを掲載するくらい、いいだろう」という軽い気持ちで真似しても、商標権侵害です。本件では逮捕までされてしまいました。