亀田製菓パッケージ訴訟の考察:経緯

訴訟から和解に至るまでの経緯は下記の通りです。

 

1966 年    亀田製菓が「ピーナッツ入り柿の種」を発売

1977 年    亀田製菓が6分包の個装を大袋に詰めた「フレッシュパック柿の種」を発売

         その後、商品名を「230g 亀田の柿の種 6 袋詰」に変更し現在まで製造・販売

1994 年    亀田製菓が現在の配色を基調としたパッケージデザインを採用

2005 年    亀田製菓がそれに基づいた現在のデザインを採用

2011年9月  「柿の種ピーナッツ」を株式会社宮田が企画・販売し、レスペ株式会社が製造

         亀田製菓が登録商標を付したパッケージについて宮田に警告

         宮田が謝罪しデザインを変更しそれを亀田製菓に見せた上で出荷すると約束

         宮田が亀田製菓に見せずに登録商標を除いたオレンジのパッケージを出荷

         亀田製菓が警告書を発送

         宮田は違法性を認めずデザイン変更に8月かかると回答

         亀田製菓が交渉を打ち切り、提訴準備を開始

         宮田がデザイン案を送付するも、発売中のパッケージの違法性は否定し、

         販売中止要請を拒絶

2012年9月  株式会社宮田及びレスペ株式会社に対して、訴訟を提起

2013年6月  和解成立