人気商標紹介:「白い恋人」

「白い恋人」は、当初、北国、冬将軍、ツンドラ、ブリザードといった名前も検討されてそうです。

 

創業者の石本幸安氏が帰社したとき、ふと口にした

「白い恋人たちが降ってきたよ」

という一言が決め手となりました。

 

「白い恋人」は、瞬く間に人気商品となり、発売した1976年の500万枚から2003年の2億枚(!)へと急成長しました。

 

同社は全ての製品について商標登録しており、「白い恋人」は台湾、香港でも登録済みです。

 

ところが最近、「白い恋人」が香港などで売られていることがわかったそうです。北海道で購入したものを高い値段で転売しているようです。

 

「上代で買われるのには文句のつけようがなくて」

と、同社では苦慮しているそうです。

 

(日本弁理士会「ヒット商品はこうして生まれた!」)

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