マドプロ出願の現状:特許行政年次報告書(2014年版)

2014年版の特許行政報告書が公表されましたので、商標のデータについて記載します。

「特許行政年次報告書」は、特許庁が企業や大学等における知的財産の現状を把握するために必要な情報を収集・分析したものです。

 

マドプロ出願

日本から外国:11.6%減少したが、指定国数はほぼ横ばい

外国から日本:16.2%増加。特に中国(47.7%増)OHIM22.9%増)、米国(14.1%増)からの出願が大きく増加

 

日本から外国へのマドプロ出願が減少したのは、直接出願に比べ、まだ、不便な点が多いためと思われます(特に中国、米国)。

中国からの日本へのマドプロ出願は、特許事務所からではなく、商標エージェントからの出願が多いように感じます。本当に使用目的なのか疑問です。